シヨイタの図
シヨは座する事をいひ、イタは板の事にて、
座する板といふ事也、是を舟敷の上に
横に入れ、舟をこく時足を左右のあハら木に
ふミかけ、腰を此板に掛てこぐ也、
右七種の具は、舟の大小によりて製作も
また大小あり、此具備りてより初て舟に
乗る事、後の図のことし、
座する板といふ事也、是を舟敷の上に
横に入れ、舟をこく時足を左右のあハら木に
ふミかけ、腰を此板に掛てこぐ也、
右七種の具は、舟の大小によりて製作も
また大小あり、此具備りてより初て舟に
乗る事、後の図のことし、
シヨは坐ることであり、イタは板のことで、「坐る板」ということである。
これを船体のなかに横に入れて、足を左右のあばら木に踏み掛けて腰をこの板におろして漕ぐのである。
<註:以上の七種類の器具は舟の大小によりまた作りかたにも大小があ
る。この器具がすべて備わってはじめて舟にのることができる。
そのようすはのちの図に出しておいた>
これを船体のなかに横に入れて、足を左右のあばら木に踏み掛けて腰をこの板におろして漕ぐのである。
<註:以上の七種類の器具は舟の大小によりまた作りかたにも大小があ
る。この器具がすべて備わってはじめて舟にのることができる。
そのようすはのちの図に出しておいた>
































































































