第一巻表紙
閲するに足れるを以て、世往々是を貴重すといへとも、此書
従来無名にして、唯一帖二帖を以て行わる、茲年
左衛門尉遠山景晋君予か輩に命し、写して蔵本一部を
作らしめらるゝに至て、是か名を施し、且檍丸倫宗か著述
せる本志を誌すへしとの令に依て名つくるに、蝦夷
生計図説を以てし、且其首に題することしかり、
旹文政六年癸未三月 村上貞助秦一貞謹誌
蝦夷生計図説第一
伊勢 秦 檍丸 撰
常陸 間宮倫宗増補
従来無名にして、唯一帖二帖を以て行わる、茲年
左衛門尉遠山景晋君予か輩に命し、写して蔵本一部を
作らしめらるゝに至て、是か名を施し、且檍丸倫宗か著述
せる本志を誌すへしとの令に依て名つくるに、蝦夷
生計図説を以てし、且其首に題することしかり、
旹文政六年癸未三月 村上貞助秦一貞謹誌
蝦夷生計図説第一
伊勢 秦 檍丸 撰
常陸 間宮倫宗増補







































